思い出の道具 その1

2007年10月12日

店の閉店を決めた母。
理容オオテを支えてくれた道具達の思い出の話を、ちょっとだけ・・・。

これは、シャンプーマシンです。
7年、働いてくれました。
母はリュウマチがあり、両方の手首を手術しています。
右の手首は指の神経が切れてしまってからの手術でしたので、
手首の骨まで、ボルトで固定しなければいけませんでした。
理容師として仕事をしていくうえで、かなりのハンデキャップです。
一番困ったのが、シャンプー・・。
年末の忙しいときなど、手が動かなくなってしまうのです。
そこで、メーカーさんのお勧めもあって、いれたのが、これ。
導入にあたっては、当時、小学生だった娘と長男をつれて、一緒にショールームへ体験に行きました。

母と娘と長男と私、確か、2度ずつシャンプーを体験させてもらったような・・(^^ゞ
水が怖くて、シャンプーが大嫌いだった長男、
「これなら、大丈夫!」
「頭が台風だぁ!!!」と大歓声♪
この一言が導入のきっかけだったかも・・・。

確か、県内で一番早く導入したんじゃなかったかと思います。
今では、新しい型のものが出て、使っているお店も増えたようです。

シャンプーマシン君、お疲れさまでした。



この記事へのコメント
掛川の街もだんだんと昔の風情が薄れていきますね。
「理容オオテ」さん、てたぶんここだろうと場所が浮かんできますが、何せ町並みも変わってしまって記憶が定かではありません。
でも小さい頃必ず毎日見ていたのではないかなぁという気がします。
子供の頃の自分にフラッシュバックしてしまいます。
何だか淋しい気がしますが、移り変わっていくのが時代という物ですね。お店とお道具・そしてお母様に「ご疲れ様と」お伝え下さい。
Posted by 団欒畑団欒畑 at 2007年10月12日 14:53
のつまさんの実家は理容室だったんですか・・・。
お店を閉めるお母さんはさみしいでしょうね。

うちも両親が自営で仕事やっていたので、いつも母は主婦しながら家の横の事務室で働いていました。
何年か前その部屋を閉めたとき、両親はさみしかったと思います。

今は落ち着いて老後を送っています。母は今が第2の青春と
俳句などやって楽しそうですが、父はやっぱり仕事がしたそうです。

お部屋をのつまさんたちに使ってもらえるのなら、お母さんもお部屋も、うれしいでしょう。
Posted by minon at 2007年10月13日 20:47
>団欒畑さん
ありがとうございます。
大手も、すっかり変わってしまって、当時の面影はありませんね。
引っ越す時に、写真を沢山撮ったはずなんですが、
その頃、私は新しい家に想いが行ってしまっていて。
もう少し、いろいろ記録しておけば・・と、後悔しています。
なので、今のお店を片付けてしまう前に、
少しでも思い出を書き出しておこうと思った次第・・。
しばらく、お付き合いくださいねm(__)m

>minonさん
はい、お店を、そのまま保存しておくことも考えたんですが、
やはり、人が来てくれる場所にするのが、いいかな・・と。
事務所、オープンしたら、遊びにいらしてくださいね。
Posted by のつまのつま at 2007年10月14日 08:40
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