お疲れさまでした

2007年10月10日

私の実家です。

理容師になって、54年の母、
お店を閉めることにしました。

今日、実家の菩提寺である、磐田の西光寺のおっ様に来ていただいて、
仏様と、お店でお経をあげていただきました。
そういったことをするのが、普通のことなのかどうか、分かりませんが、
母の気持ちは、少し整理がついたのかな・・と思っています。

お店には、磐田から掛川に移り、お店を開いた祖父の写真が飾ってあります。
その前に立って、母と一緒にお経を聞きました。
祖父から受け継いだ店を母の代で閉めること、
母は申し訳ない想いで、いっぱいだったのでは・・。

でも、動けない自分を責めるより、明日を見つめようね。

理容オオテ(大手理容所)を長い間支えてくださったお客様、
本当にありがとうございました。
母から、改めて、ご連絡をさせていただくと思いますが、
私からも、お礼を言わせていただきます。



お店は、相方と私が事務所として使わせてもらう予定です。



この記事へのコメント
お母さんにとっては、色々な思い出が頭をよぎっただろうね。
商売をしていると、来てくれるお客様がいる限り辞めちゃいけないって思ってしまうんだよね。
長い間、ずっと働き続けてきたんだから、ホント、前を見てのんびり楽しく過ごしてもらいたいですね。
 我が家も、そう遠くない未来にこんな日が来ると思います。
事務所にする時、猫の手ほしかったら言ってくださいね!
Posted by こうめ at 2007年10月10日 13:44
そうでしたか。
色々な思いが錯綜されたことと・・
事務所として使われるとの事、それはそれでいいことじゃないですか。

お母様にはのんびり過ごしていただくこと、それに、事務所にされたら、お近くにいつも居られるんですものね。

私の実家も、しばらく休業状態で、「やめる、やめない。」と言っていたのですよ。幸い妹夫婦があとをやることになったのですが、母は、
「お店をやめてのんびりしたかったのに・・」
と言いながら、うれしそうに働いています。
Posted by jonjon at 2007年10月10日 15:10
うちのばあちゃんは呉服商してました。
淡い記憶で覚えてます。

世の中に寝るほど楽はなかりけり
      浮き世の馬鹿が起きて働く

ってよく寝るとき言ってました。

ばあちゃんは、働きづめの人生でした。
Posted by とから・ぎらふぁ at 2007年10月10日 20:39
>こうめちゃん
50年って長いよね。
母、昨日は一日、思い出を語ってました。
今日から、通所リハビリの再開です。
まずは、明日への一歩!

>jonjonさん
去年の秋から、ほぼ一年、入退院の繰り返しでしたから、
母もこれ以上は・・と思ったようです。
jonjonさんのご実家も、そうだったんですね。
でも、妹さんご夫婦と一緒で、お母様もお幸せですね。
また、ご実家に行かせていただきますね。

>とから・ぎらふぁさん
それ、うちの祖母もよく言ってました。
でも、略して「寝るほど楽はなかりけり」だけでしたけど(^^ゞ
祖母は亡くなるまで働いていたような人だったので、
母には、少しゆっくりして欲しいなと思っています。
Posted by のつまのつま at 2007年10月11日 09:28
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