良心

2007年11月30日

昔、多分、小学生の頃読んだ、「アルプスの少女」で、
アルムの山にやって来たクララの車椅子を壊してしまったペーターに、
クララのおばあさまが言った言葉が、ずっと心に残っています。
人の心の中には番人がいるのだと。
悪いことをすると、その番人が胸をチクチク刺し続けるのだと。
表現は違ったかもしれませんが、そんな意味の言葉でした。
自分が車椅子を壊したことを告白して謝るまで、
ペーターは笑顔を忘れてしまっていたのでした。


朝、駐車場から事務所までの、ほんのちょっとの距離を歩くのですが、
犬の散歩をしている人達に、よく会います。
動物が大好きなので、ついつい声をかけてしまうのだけど、
笑顔を返してくれる飼い主さんもいれば、そうでない飼い主さんも。
どうせだったら、気持ちよくお散歩する方がいいのにね。
なんて思ったら、
「アルプスの少女」を思い出してしまいました。

それが、良くないことだというのは、みんな知ってるんです。



この記事へのコメント
うん、いるいる。
ウチの近くにも沢山・・・。
Posted by 団欒畑団欒畑 at 2007年11月30日 15:05
いろんな人がいる。
胸がチクッてしない人も多くなってきたみたいで、やだね。
Posted by jonjon at 2007年11月30日 17:03
>団欒畑さん
ね、お散歩中になるべく他の人と目を合わせないように、
足早に歩く人をみると、ちょっと悲しくなります。
折角の時間なんだから、楽しく過ごせるようにしたらいいのにね。

>jonjonさん
うん・・・、誰かに届くといいなぁって、
こんな記事を書いてみたんだけど・・・。
ちょっと寂しいです。
Posted by のつまのつま at 2007年12月03日 10:05
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    コメント(3)