5歳の人格

2008年05月29日

今朝、末息子「のちび」とおしゃべりしていて、
「母ちゃんの父ちゃんと母ちゃんは、どこにいるの?」と聞かれて、返事をしながら気がつきました。
私の父が亡くなったのは、私が今の「のちび」の年だったんだ・・・と。
今、「のちび」は、5歳半。
父が亡くなったとき、私も5歳半でした。

父が亡くなったときのこと、お葬式のこと、うろ覚えの記憶ですが、
私の中で、その時の自分は、しっかりしていたつもりでした。
5歳児なりに父の死を受け止めて、
5歳児なりに母を、家族を支えなくちゃ、と思ったんです。

目の前にいる「のちび」は、
かわいくて無邪気で、まだまだ赤ちゃんに毛が生えたようなもの・・・に思っちゃってますが、
この子の考え方、生き方も尊重しなくちゃな・・なんて思った朝の一こま。
そう思うと、なんだか寂しい・・。
私から生れ落ちた時に、もう親離れは少しずつ始まっていたんですね。
5年半の「のちび」の人生、私は全力で受け止めていたかなぁ・・・。



この記事へのコメント
子供って、親が思ってるよりもずーっと、ちゃんと何でもわかってるんですよね。
赤ちゃんだから、小さいから、子供だからっていうのはやっぱり失礼なんだんぁーって思います。

きーはいろんなもの持って生まれてきたので、まだ赤ちゃんの頃から、病気の説明、予防注射の必要性など、できるだけたくさん話してきました。
お陰で、心臓の手術ですら、笑顔で手を振って行きました。
ものすごく強くて、自分の歩く人生をしっかり受け止めてるんだなぁーって思いました。

だからなのか、幼稚園の頃から二人とも、同年代よりなんだか年寄り臭いって言われてます。

もっと子供らしいほうがよかったのかな?とか思うのだけど、
親は楽だったかもです。
Posted by かか at 2008年05月29日 19:03
>かかさん
ほんと、子供っていろいろ分かっていて、
「のちび」も、私が可愛がりたいって思ってるのを理解して、
「かわいいボク」でいてくれることで、私を支えてたりもします。
勿論、甘えたい気持ちもいっぱいあるんだけど、
多分それだけじゃないだろうなぁ・・・と。
子育ては、ほんとに自分育てですよね・・・。
Posted by のつまのつま at 2008年06月02日 14:53
のつまさんも、幼い時にお父様を亡くされているんですね。
わたしも、娘の年の時に母を亡くし、娘をみるにつけ複雑です。

小さくても、生きる力や育つ力は物凄い!子どもってスゴイですよね。

子ども達の人生、全力で受け止めているかなぁ。。。
スバラシイ投げかけです。わたしも、今一度考えてみます。
Posted by cocoまま at 2008年06月02日 18:05
>cocoままさん
子供達、上の2人がそろそろ親離れの時期なので、
余計にそう思うんだろうと思います。
子供と寄り添って関わっていける時期は、とても短いです。
「のちび」だって、あと10年もすれば・・・。
今を大切にしなくちゃ!!
なんて、自分に言い聞かせてるんですけどね(^^ゞ
Posted by のつまのつま at 2008年06月04日 15:48
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    コメント(4)