小暮写真館
図書館で、好きな宮部みゆきさんの本だったので、借りてきたこの本。
かなりの厚さの本なんだけれど、
久しぶりに一気に読みきっちゃいました。
読後感は、顔を上げて自分の行く先を見据える力をもらった感じ・・・。
主人公は、高校生の男の子、8歳下の弟がいて、
多少、風変わり!?な両親がいるという。
なんだか、ちょっとだけ親近感を感じる設定のせいなのか、
思いっきり、一体感を感じながら読んでました。
一体感を感じる相手は、母親だったり、主人公だったり、いろいろな人にだったのが不思議だけれど。
最初は、出てくる大人が、ちゃんと大人なのがいいなぁと思ったけど、
それは、いろいろな想いの結果なんだと。
私も、いつか、ちゃんと、心の中のコトを解凍できる時のことを考えることができたかも。
まだまだ時間はかかるだろうけど。
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