優しい風がふく社会を
もう、1週間以上前のことになってしまいました。
1月21日に開催された子ども虐待について語る会、
「今こそ子ども虐待を語る」
当日はスタッフとしてお手伝いをしながら、
参加させていただきました。
1部は
鈴木潔さんによるミニコンサート。
失われた命、その心を思いやる重いけれど優しい歌に涙する人も多く、
静かな時間になりました。
2部の座談会では、保育の専門の先生や若い方たちなど、
様々な立場の方たちからのお話を聞くことができました。
1人の母親として振り返ってみて、
近年の子ども虐待の多さは、
不安定な社会への不安も一因なのかなぁと思います。
そうでない場合もあるだろうけれど、
普通の人がしてしまう子どもへの虐待は、
不安や苛立ちを、ついつい小さく弱いものへ向けてしまっている、
そんなこともあるのじゃないかと。
社会情勢、震災、災害、不安定な時代、
理解してしまう部分もあるけれど、やっぱり大切な命が失われることだけは防ぎたい。
そう思います。
そして、そんな風に想う人が増えてきているのかもしれないとも感じます。
去年、流行ったドラマ「マルモのおきて」は、皆が優しくなれるドラマでしたよね。
虐待を防ぐのは、子ども達を見守る優しい目だと思います。
こうした虐待で失われた命のことを語りつぐ活動で、
一人ひとりの心の中の優しさが大きくなっていくといいなと思いました。
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